チームインタビュー:顧客・社会に最適なAIソリューションを。Allganzieのソリューションセールスチームの挑戦

Allganzieのソリューションセールスチームが発足してはや1年半。多様なバックグラウンドを持つメンバーも揃い「プロ集団」としてのチームとなってきました。そんなソリューションセールスチームのこれまでとこれからをご紹介させていただきます。
チームの仕事内容、ミッション
安藤さん:ソリューションセールスチームは、Allganizeのプロダクトや技術を最大限活用し、お客様に最適な先端ソリューションをお届けすることを主な業務としています。セキュリティに懸念をお持ちのお客様にはプライベート環境での生成AI・LLMプラットフォームAlli LLM App Marketの実装だったり、オペレーターの人手不足に課題をお持ちのお客様にはコールセンター向けのパッケージソリューションの提供など、お客様の個別課題に即したソリューション提案を実施しています。
三浦さん:また、ソリューションセールスチームの重要な業務として、パートナーセールスがあります。シナジーを生み出せるようなパートナーシップの新規構築と、既存のパートナー様との販売拡大・推進も我々の役割となります。
池上さん:「ヒトがその価値を最大化するために、ビジネスワークフローをAIの力で自動化・最適化する」、そのAllganizeとしてのミッションをお客様の直面されている課題の解決を通じて実際に具現化していくことこそが、我々のミッションであると捉えています。
2024年の成果
安藤さん:2024年は、国内の企業における生成AI・LLMの活用が導入期から活用期へと移行した年であると強く実感しました。いわゆるイノベーター企業だけでなく、多くの企業が自社の成長を目指して生成AI・LLMの導入・活用を積極検討するようになり、その一方で、導入に伴う懸念点や課題もさまざまに浮かび上がりました。
その中でもセキュリティ面は重要な課題の一つです。企業ポリシーとしてクラウドサービス上で自社情報を利用できないお客様向けに、オンプレミス環境での生成AI・LLMの活用をご提案し、実装を進めたことが、2024年の大きなチャレンジでした。オンプレミスで導入する場合、お客様の要望をかなえるためのサーバの調達やネットワーク整備といった環境整備から生成AI・LLMの機能面、拡張性など様々な観点で検討が必要になります。お客様や社内のエンジニア、カスタマーサクセスのメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、提案および実装を完了させることができたことは、大きな成果となりました。

三浦さん:様々な課題・ニーズへの支援という観点で、汎用的なものではなくそのお客様固有の活用における対応ができていることかと考えています。例えば一般的な活用として要約やRAG等が挙げられますが、その業界ならでは、その業務ならでは、その会社ならではの部分で活用が進んできています。時には様々なツールと連携し実装していくこともあり、他社には出来ないと断られたけどAllganizeさんだからこそ実現できたねといったお言葉をいただけるようになってきています。
また、パートナーセールスの基盤ができたことも一つの大きな成果ですね。2024年に新たにパートナーになっていただいた企業様もいらっしゃいます。既存のパートナーさんも含め、ご一緒に事業計画を立て、共通の指標をもって、Alli LLM App Market+αの価値を提供していくサイクルが回るようになってきました。

田村さん:東京メトロ様に採用いただいたお客様対応ソリューションは、まさにソリューションセールスチームの成果だと考えています。FAQとRAGを活用したお客様向けAIチャットボットと、Alli LLM App Market上でノーコードで構築したお客様センター業務自動化ソリューションですが、鉄道会社の生成AIの本格的な活用事例として社会へのインパクトも大きいのではないでしょうか。私が入社を決めた一つの理由でもあります。

チームで大事にしていること
池上さん:我々のチームは、特に色んなバックグラウンドをもったメンバーが揃っています。この各メンバーが持つスペシャリティを、それぞれが「プロ」としての矜持を持ちながら、シナジーを発揮していくことを大事にしています。お客様の課題やご要望は本当に様々です。お客様、ひいては、社会にとって真に価値のあるソリューションを提供していくために、この点は、チームの軸として、引き続き大事にしていきたいと考えています。
安藤さん:そのために、ソリューションセールスチームは、週に2回のSyncや毎日のOffice Hourなど、チーム内でこまめに相談できる体制としています。実際にお客様から具体的なご要望をいただいた際には、メンバー間での横の相談がかなり活発に行われています。
チーム、メンバーの雰囲気
池上さん:風通しは良いチームだとは思いますが、マネージャーの私が言っても説得力に乏しいので(笑)。最近入社されたお二人はどう感じていますか?
佐々野さん:お互いを高め合う雰囲気があると感じています。各メンバーが情報のキャッチアップや課題解決に向けた検討など全てにおいてスピード感を持っており、効率的に働けるようメリハリのある行動をしていると感じています。スピード感はありつつも、困った時は誰にでも気軽に相談できるオープンな雰囲気もあり、話しやすく働きやすい環境が整っていると感じています。
田村さん:一言で表現すると、大人なセールスエリート部隊、です。各メンバーの能力値が高いうえに、それぞれが得意な分野、役割を果たしながらチーム全体として高め合うための良い影響を与え合っていると感じます。お客さまの課題に向き合ってそれを解決するための提案を考えるときには個人案件というよりも、チームが一丸となって対応する案件という意識を常に持っているので、自然と声を掛け合うシーンがよく見られます。
ソリューションセールスの醍醐味は?
安藤さん:"Alli LLM App Market" や AIエージェント "Alli Agent" といった最新技術・製品を通じて、いかにお客様に感動体験や業務改革を提供できるかが私たちのミッションであり、醍醐味であると感じています。ソリューションセールスはモノ売りではなくコト売りだとよく言われますが、お客様の潜在的なニーズの発掘を含め、期待されている以上の効果を提供できる術はないか?と日々考えながら提案活動をしています。
田村さん:生成AI・LLM領域の最前線で営業活動できるということが最大の醍醐味だと感じています。まだまだ発展途上でありながらも日々目まぐるしく進化している生成AIの市場に身を置いていると毎日ワクワクしますし、一方でこんな素晴らしいものがあるのにまだまだ日本国内での導入が進んでいないと危機感を感じる部分もあります。だからこそ、我々がAllganizeの企業ミッションを掲げてこれを成し遂げるために行動することが大切であると感じています。

佐々野さん:AIエージェントなど最先端の技術でお客様の課題解決に向けたご提案ができることだと感じています。また、AIの領域では日々新しい技術が生まれる一方、その技術をどのように自社に取り入れるべきか悩まれているお客様が多数存在することも実感しており、そのようなお客様に対し、お客様ごとのご提案ができることもソリューションセールスの醍醐味であると感じています。
三浦さん:先にお話ししたことと一部重複しますが、お客様の意識が「何かに使えないか」ではなく「○○で使いたい/○○を効率化したい」と変わってきており、実現に向けてご一緒させていただくケースが増えてきています。お客様の業務フローを考え、時にはLLMではない仕組みも組み合わせてご案内することもありますが、"お客様の真の課題は何か"、"課題解決することでそのお客様はどうなるのか(弊社が提供できる価値はなんなのか)"まで落とし込み、お客様固有の成功体験を提供できることだと思います。
池上さん:正直なところ、お客様にとって最適なソリューションを考え抜いて提案することはとても大変です。ただ、お客様の期待を超えたとき、驚きを感じていただけたとき、そして、考え抜いたソリューションが実際に採用され、動き、価値を発揮したとき、この瞬間はもうたまらないですよね。このような瞬間を一つでも多く、メンバーのみんなと一緒に生み出していきたいです。
2025年、ソリューションセールスチームのチャレンジ

池上さん:2025年、企業の生成AI・LLM活用は、次のフェーズに進みます。その一つがAIエージェントですね。現状、お客様のお声としては、AI エージェントの取組みを進めないと競争力を失う、出遅れる、との漠然とした不安があられる一方、何にどう使ったら良いのかわからない、という方々が圧倒的に多いです。
Allganizeは、先行して実際に利用できるAI エージェント"Alli Agent"を提供しています。AI エージェントがビジネスワークフローの大半を担う近い将来に向けて、具体的なソリューションをご提供し、より多くのお客様と、最初の一歩を進める、そのような取組みを加速させていく予定です。
三浦さん:池上さんも言う通り、AI エージェントのニーズがかなり高まっています。Alli LLM App Marketの導入企業様から聞いたのですが、最近では採用面接時に求職者から「生成AI・LLMは使えますか(使ってますか)?」といった質問も来るみたいです。
そのように考えると、「AIエージェントは使えますか(使ってますか)?」という質問がくるのも時間の問題のように思います。もちろん業務の効率化にご活用いただくことも大事なのですが、対外的に自信をもってAI エージェントを使ってるよと言っていただけるように取り組んでいきたいと考えています。
安藤さん:2024年に引き続き、セキュリティ観点で生成AI・LLMの活用が困難だと感じているお客様へ、AI エージェントを含む最新ソリューションの活用とセキュリティの両立を提案・支援していきたいです。その中で「Allganizeとだから実現できた」「Allganizeと共に歩んできてよかった」とお客様に感じていただければ、こんなに嬉しいことはありません。


<バックナンバー>
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